家具・家電付き賃貸の特徴

家具

ウィークリーマンションやマンスリーマンションなどに多く見られる家具・家電付き賃貸。
最近では、空室対策として一般的な賃貸でも家具・家電付きの物件が増えてきました。
ここでは、家具・家電付き賃貸の特徴や種類、利用するメリットについて解説します。

家具・家電付き賃貸とは

貸し出す物件に、ベッドやソファ、テーブルなど生活に必要な家具や冷蔵庫・洗濯機などの基本的な家電があらかじめ設置されている賃貸物件を指します。
最近では欧米のように、マンションやアパートだけでなく一戸建て物件でも家具・家電付き賃貸が見られることもあります。
特に単身赴任や長期出張の多い人やコストを抑えたい新社会人、学生に人気です。
最近では、女性専用や学生専用など、入居者のターゲットを絞ったタイプの物件も登場しています。
例:信州大学(松本キャンパス)のための学生マンション

家具・家電付き賃貸のメリット

引っ越してすぐに暮らせる

家具・家電付き賃貸なら、暮らしに必要な物がすべてそろっているので、身の回りの物だけですぐに新生活をスタートできます。引っ越しの際に大きな荷物を運ぶ必要はありません。また、退去時にも家具や家電を運び出す必要がなく、手間がかからないのが魅力です。

初期費用を抑えられる

家具・家電を揃える必要がないため、引っ越し時の初期費用を抑えられます。
一時的に家族と離れて暮らす学生や単身赴任者にとって、すでに持っている家具や家電を買わずに済むので費用がムダになりません。元の居住地に戻る予定のある学生や単身赴任者に人気を集めている理由はここにあります。

処分費用がかからない

家具や家電は処分時に費用がかかります。特にテレビや冷蔵庫、洗濯機など特定の家電は、「家電リサイクル法」によってリサイクル料を支払わなくてはなりません。
家具・家電付き賃貸なら、退去時に不要な物を処分する必要がないため、処分費用が発生せず結果として大幅な節約につながります。

家具・家電付き物件は、一定期間その土地に留まる人や物を買わずに暮らしたい人にメリットがあると分かりました。楽に引っ越したい、物を増やしたくない考えの方は、家具・家電付き賃貸を検討してみてはいかがでしょうか。