引越しをする際には、当日中にすべての荷物を運び出すということだけではなく、その前の段階からさまざまな準備が必要になります。
絶対的に必要な必需品に関しては当日、様々な梱包や搬出そして搬入をすることになりますが、せめて前日までに行っておくことをあらかじめ心得ておきましょう。
引越し当日の前だからといってのんびり過ごすわけにはいきません。

引越し前日には使うもの以外、荷物の梱包を全て済ませておく

引越し前日までには自分たちが最低限使う食器をはじめとして翌日の衣類以外は全て梱包を済ませておくようにしましょう。
例えば業者に依頼する場合であっても、引っ越しの梱包作業が遅れてしまうと追加料金が発生してしまうことがあります。

本当に運び込むことが難しい、又は荷造りが難しい大きな家具家電以外は全て荷造りをしておくようにしましょう。
そして前日には洗濯機や冷蔵庫の処置も必要になります。
洗濯機に関してはしっかりと水抜きをしておかなくてはなりません。
冷蔵庫に関しても水抜きが必要になるので、コンセントを抜いて一晩は水抜きをしておきましょう。

さらに、暖房器具に関しても灯油を使うものはあらかじめ灯油を処分しておかなくてはなりません。
灯油が中に入ったまま移動させてしまうと、途中で壊れることや器具そのものが故障してしまう可能性もあります。

さらに現金をはじめとして様々な貴重品は充分管理を行い忘れてしまうことや、どこに片付けたかわからないという状況を避けましょう。
引越し当日でどのくらいの費用が必要になるのかをあらかじめ計算してすぐに支払えるようにしておくことも重要です。

荷物の数を数えて近所への挨拶も済ませておきましょう

全ての荷物の梱包が終わったら段ボールが幾つかあるかに関して必ずチェックをしておきましょう。
ダンボールだけではなくビニール袋を使用する場合であっても同様です。
またこれまで生活をしていた場所の近隣住民へ対する挨拶もしっかりと済ませておきましょう。
飛ぶ鳥後をを濁さずと言いますが、今まで少なからずお世話になったわけですからここで挨拶をしておくことが大切です。

今後二度と会うことがないと思っていても、こうした挨拶ができるかどうかで人間性のイメージが変わってきます。
どんなことにでも感謝をしながら新しい年へと引っ越しをすることによって新居でも本当に素晴らしく楽しい生活が待っています。
ここで挨拶に使用するアイテムは本当の粗品で問題ないため、美味しいと評判のクッキーを1袋や実用的なタオル、または洗剤などを一つずつ配るといった方法でもよいでしょう。

基本的には携帯電話があるので、前日の夜はテレビなどを見ることも我慢してしっかり運び出せるようにコード類もまとめておくと良いです。
このような部分に気をつけながら引越し前日までにやっておくべきことを済ませましょう。
また子供がいるご家庭では新しい住所を前日までに過去に知らせておく事も大切になります。
その他郵便物に関しても、これまで住んでいた住所に届いてしまうことがあるので郵便局に住所変更の手続きを出し引越し当日から新しい住居に届けてもらえるようにしておきましょう。